赤ちゃんに必要な水分量って?出産前に知っておきたい新生児の必要水分量

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赤ちゃんは、大人より多くの水分補給が必要であるということをご存じでしょうか。赤ちゃんが健やかに成長するためには、しっかりした水分補給は欠かせません。
ここでは、赤ちゃんに水分が必要な理由や、必要とされる水分量、水分補給の方法やタイミングなどについてご紹介します。

 

赤ちゃんに多くの水分補給が必要な三つの理由

赤ちゃんが大人より多くの水分補給を必要とする理由は、いくつかあります。
まず一つ目は、「赤ちゃんの体の水分含有比率が大人に比べて高い」という点です。一般的に、大人は体重の約60%が水分であるといわれています。それに比べて、赤ちゃんの水分含有率は体重の約70〜80%と非常に高く、これを維持するために多くの水分補給が必要になります。
二つ目は、「赤ちゃんは水分の排出量が多い」という点です。赤ちゃんは新陳代謝が活発であるため、大量の汗をかきます。その量は、大人の約3倍にもなるといわれています。また、腎臓の機能が未熟であるため、おしっこの量を調節できず、時には必要な水分まで体外へ排出してしまいます。
そして三つ目の理由として挙げられるのが、「赤ちゃんは成長が早い」という点です。赤ちゃんは日々、すくすくと成長していきます。水分は、成長に必要なエネルギーを生み出すためにどんどん消費されるため、その分しっかり補給しなくてはなりません。
こうした理由から、赤ちゃんには多くの水分補給が必要になるのです。

 

赤ちゃんに必要な水分量は、体重1キログラムあたりで120〜150ミリリットル

具体的には、赤ちゃんはどれくらいの水分を必要とするのでしょうか。新生児に必要な水分量は、体重1キログラムあたりにつき120〜150ミリリットルであるといわれています。大人の必要水分量が1キログラムあたり30〜40ミリリットル程度であることを考えると、いかに新生児が多くの水分を必要としているのかがわかります。

 

水分補給は、赤ちゃんの身体から水分が失われるタイミングで

新生児の水分補給は、母乳が基本です。お母さん自身がしっかりした栄養と水分を取り、赤ちゃんに栄養満点の母乳を与えられるように心がけましょう。
しかし、時には母乳以外での水分補給を考えなければならない場合もあります。例えば、お風呂に入ったり、気温の高い日に散歩に出掛けたりした後や、下痢、嘔吐(おうと)などの症状が出たりした場合です。
お風呂や散歩の後は、赤ちゃんが大量の汗をかく可能性があります。そのような場合には、哺乳瓶やマグにさゆや麦茶を入れて飲ませてあげましょう。慣れないうちは哺乳瓶を嫌がるかもしれませんが、哺乳瓶の乳首を変えたり、人肌に温めてみたりして工夫することで、解決することもあるようです。
逆に、さゆや麦茶をどうしても嫌がる場合もあります。その場合は、無理に母乳以外を与えるのではなく、母乳を与える時間に合わせてお風呂に入るなどの工夫をしてみましょう。
注意しなければならないのは、水分補給を行うタイミングです。母乳を与える前にさゆなどで水分補給を行うと、おなかがいっぱいになってしまい、母乳を飲んでくれなくなってしまう可能性があります。母乳の時間が近いときは、水分補給は控えた方が無難かもしれません。
また、下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出た場合は、赤ちゃんの体内から急激に水分が失われ、脱水症状を引き起こしやすくなるといわれています。そうした症状が出た場合には、すぐに専門医に相談し、症状に合った水分補給の方法を確認しておきましょう。

 

おわりに

赤ちゃんは喉が渇いても、自分で水を飲むことも、水を飲ませてとお願いすることもできません。お母さんが気を配り、赤ちゃんに必要な水分をしっかり補給してあげましょう。

 

 

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