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天然水を使ったレシピ~おつまみ編~

天然水を使ったレシピ~おつまみ編~

天然水を使って作れるのは、ドリンクや一品料理だけではありません。

その特長を生かして、さまざまなおつまみを作ることもできます。こだわったお水で割ったアルコールと一緒に、こだわったお水で作ったおつまみを食べるのは非常に楽しいもの。

天然水を使ったオススメのおつまみを紹介します。週末の家飲みなどにどうぞ。

和食のおつまみは、やはり日本の天然水をベースとして

刺し身

和食と相性のよいお水は、なんといっても「軟水」です。日本の水道水は非常に安全でおいしい軟水であるため、これを使ってももちろん料理できます。

ただ「さらにおいしく!」と思うのであれば、やはり、おいしい水どころの天然水を使うべきでしょう。おいしい天然水(軟水)を使って出したダシは、非常にうま味と甘みの感じられる味わいになっています。

お酒に合うおつまみとしてイチオシなのは、「コンブでしめた刺し身」です。

まずコンブを大きめの鍋に入れて、そこに天然水を注ぎこみましょう。コンブがふやけてダシが出たなら、一度そのコンブを引き上げます。

コンブを器にしいて、その上から薄く切った白身魚(刺し身用)を乗せ、さらにその上に、コンブでとったダシをかけます。その上にコンブをおいて、あとは重しをつけて冷蔵庫で半日程度おけば、おいしいコブ〆のできあがりです。作成過程で、ゆずやオレンジなどの皮を入れてもおいしく仕上がります。

コンブからダシをとるときは、硬水ではなく軟水を使うのがオススメです。軟水でとったコンブのダシは、甘みとうま味が強く出ると言われています。香りの面では硬水に劣りますが、とげとげしさがなく、料理の味を邪魔することなく引き立ててくれます。

もう一つ紹介したいのが、「ダシ巻き卵」です。

軟水でとったダシを使って卵を巻いていくのですが、このときには、塩を少し入れるとよいでしょう。焼きあがったあつあつのところに、大根おろしとしょうゆをかけて食べるのもよし、少し冷えた状態で食べるのもよし。翌日のお弁当にも持って行けます。

料理の際に余ったダシは、みそ汁にしてしまいましょう。お酒の締めとして楽しめます。

洋食、とくに肉類とパエリヤは硬水で仕立てる

パエリヤ

和食以外の方向にも目を向けてみましょう。「お酒は日本酒ではなくてワイン派」という人も多いのではないでしょうか。そんな人にとっては、やはり「肉」がいいですよね。

肉、とくに煮込み料理を作るときには硬水が適していると言われています。

肉を煮込んで作るおつまみなどは硬水を利用するとよいでしょう。肉を小さく切って野菜と一緒に赤ワインやデミグラスソースで煮込んだものは、パンをつけて食べてよし、赤ワインとあわせてよしのスグレモノです。これを作るときは、硬水を使いたいものです。

「硬水でお米を炊くのはよくない」という言葉を聞いたことのある人もいるかもしれません。

これはたしかに事実です。硬水でお米を炊いてしまった場合、お米が水をあまり吸い込まず、ふっくらとした炊き上がりにならないのです。しかし逆に利用して作るおいしいレシピがあります。それが「パエリヤ」です。

パエリヤは、まずはお米を軽く炒め、具材を置き、その上から白ワインと水を注いで作るのが基本です。お米をとぐ必要はなく、生米で作るのがポイントです。

硬水でパエリヤを作った場合、お米がパラッとした状態に仕上がり、非常においしく仕上がるというメリットがあるのです。

スペインは、一部を除き硬水が使われている国です。パエリヤがスペイン生まれのレシピであることを考えれば、硬水とパエリヤが相性のよい組み合わせであることがすぐにわかるでしょう。

ちなみに「お酒にお米料理?!」と驚かれる人もいるかもしれませんが、実はパエリヤは白ワインに非常によく合います。白ワインのおつまみとして利用できるので、ぜひ試してみてください。

その場合は海産物をふんだんに入れ(とくにムール貝がオススメです)、キリッと冷やした辛口の白ワインをチョイスするとよいでしょう。びっくりするほどにマッチしますし、満腹感も得られやすい組み合わせです。チーズなどをつけなくても、十分に楽しめますよ。

硬水は軟水ほどメジャーではなく、スーパーで買うことになります。ただし上記の料理を作るのであれば、500ミリリットルのペットボトルを、2本(1リットル)買うだけで事足りるでしょう。もちろん分量にもよりますが、3~4人分程度ならば十分のはずです。

おわりに

毎週末お酒を飲んでいる私にとっては、実になじみ深いお話である「天然水を使ったおつまみの話」でした。私たちにとってなじみ深いのはやはり「軟水」の方ですが、硬水を使ったおつまみというのもなかなかおもしろいものですね。

ワインか日本酒か、それとも別のお酒か……。お酒によって料理の水を使い分けることを覚えると、「一段上の料理」を作れるようになるかもしれません。

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