美しさと若さを保つシリカ水【藤田紘一郎先生の水で健やかVOL.4】

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この四十年間、七十か国以上の国を旅する中で、私は多くの水と出会い、水がヒトや環境に与える影響の大きさを知りました。
カルシウムの豊富なアルカリ性の水は、健康寿命の長い民族を作りました。ミネラルが少なくて飲み心地の良い軟水は、勤勉でやさしい農耕民族を作りました。

酸性の水が流れる土壌では、真っ青な美しいアジサイの花を自生させていました。カルシウム含有量の多い硬水地域では、肉料理やコーヒーなど水の性質を活かした美味しい料理や飲み物が盛んでした。

日本にも、健康効果の高い良質の水がたくさんあります。
今、私が日常的に気軽に飲んでいる水は宮崎県小林市、北霧島山系のシリカ水です。

宮崎県の北霧島と言えば、日本神話の舞台として、あるいは霧島温泉が有名です。ここから湧き出る水の最大の特徴は、シリカ(ケイ素)が豊富に溶け込んでいることです。

 

 

シリカの入った水で、美しく健康に。

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シリカは私たちの生命活動において大事な働きを担っていることが最近の研究でわかってきました。

その働きの重要性と言えば、健康寿命に有効であるということです。それでは、なぜ、水に溶け込んでいるシリカが、私たちの健康寿命に役立つのでしょうか。

私たちの体は、約60兆個もの細胞によって構成されています。

一つ一つの細胞は目には見えませんが、微細な細胞の健全さと強さで、人体の健康状態は違ってきます。その細胞壁を強化する働きが、シリカにはあるのです。
特にシリカを多く含むのは、骨形成の細胞層です。そのため、シリカの摂取は、骨密度や軟骨組織の強化にも期待でき、骨粗鬆症の予防にも役立つと考えられるのです。
また、シリカには血管の弾力性を保つ効果もあります。脳梗塞や心筋梗塞などは血管が固くなる動脈硬化から起こってくる病気です。

健康寿命は血管の弾力性の高さが重要なので、シリカを日常的に摂取していると、血管の弾力性が増し、血管年齢が若返るというわけです。血管に弾力が出てくれば、脳梗塞や心筋梗塞になる危険性は低下します。

反対に動脈硬化の人は、シリカが不足しているのです。シリカは血管の弾力性を保つ大切なミネラルというわけです。

 

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更に、シリカには体内のコラーゲン生成を助ける働きがあることも知られています。美肌を保つうえでコラーゲンが大事な組織であることは、女性ならばみなさんがご存知のことでしょう。
コラーゲンは肌の弾力を保つうえで必須の組織ですが、二十歳をピークに新しく作られる量が減っていき、四十歳以降になるとほとんど新たに生成されなくなります。

四十歳を過ぎると、肌の著しい衰えを感じる人が多くなりますが、これはコラーゲンを失った肌がたるみやシワを作ることが大きく関与しています。シリカには、このコラーゲンの生成力を高める働きがあり、肌のたるみやシワの形成を予防してくれるのです。

 

 

シリカは毎日消耗されていく!

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このシリカは体内で合成することはできません。外部から食品や飲料水などにより、摂取することしか、シリカを増やす方法はありません。そして、シリカは成人で一日当たり10から40㎎ずつ消耗されていくのです。

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シリカは粟や玄米などに多く含まれています。昔の日本人は粟や玄米を日常的に食べていましたが、現在の暮らしではこうしたものを口にする機会が減っています。これが日本人のシリカ不足を招いている原因だとされています。
シリカはバナナやほうれん草、レーズンなどにも含まれています。シリカを効率的に摂取するためには、シリカを含む食べ物を摂ることも大事ですが、シリカを含む水を毎日飲むことが重要です。

天然水に溶け込んでいるシリカは、イオン化されているため、体内への吸収力が優れているのです。

 

シリカ水は美容の世界でも今、注目されています。ハリウッドスターが「美の水」として愛飲していることで、最近ずいぶん話題になりました。
私自身がシリカ水を飲むようになって、一番、変化に驚いているのは、髪がフサフサになったことです。

50代はハゲかかっていたのに70代の今は髪が増えています。シリカは、髪の毛の育成にもかかわっていることがわかっています。
シリカを含む水は、海外の物もありますが、国内にも良質のものがたくさんあります。四国のカルストから湧き出る水もシリカの含有量の多い水です。世界で最もシリカ含有量の多い水は北海道の利尻島で湧出する水でした。

シリカ100㎎/ℓという高濃度でしたが、東日本大震災以降、シリカの量が激減していることがわかりました。湧水の天然成分は自然環境の変化で大きく変わることが今回の震災で実感できたのです。

 

シリカの含まれたおすすめのお水

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今、日本で最も高濃度のシリカを含有している水が、現在、私が飲んでいる宮崎県小林市のシリカ水です。

小林市のシリカ水はシリカの含有量が97㎎/ℓと、国産の水ではシリカ含有量が最も多かったのです。シリカ含有量がここまで多いものは珍しく、私はこの水に出会った時は感動しました。
この宮崎県小林市の水はシリカの他に、カルシウム31㎎/ℓ、マグネシウム14㎎/ℓで硬度133.5の硬水ですが、硬度が極端に高くない、日本人には飲みやすい中硬水です。

そして、活性酸素の働きを抑制する炭酸水素イオンが170㎎/ℓも入っています。活性酸素は老化や脳梗塞などいろいろな生活習慣病の元凶となっていますので、この水を飲んでいるとこれらの病気を予防できるというわけです。
この水の特徴は美と健康に欠かせないシリカの他バナジウムサルフェートがすべてそろって高濃度に含まれていることです。バナジウムは血糖値を抑える作用があり、サルフェートは解毒作用を有する物質です。この水を飲んでいると糖尿病が予防でき、体にたまった老廃物を素早く体外に排出することができます。この水は、これらの希少ミネラルを高濃度に含み、世界を見ても珍しく、非常に希少性の高い天然水と言えるのです。
私たちは毎日2.5リットルの水分を入り変えていることは前に述べました。その時、体に悪い水を入れるのと、良い水を入れるのとでは健康状態が大きく違ってきます。

自分にとって、どんな水を飲むのが、健康や若さを保つうえで良いのか、考えてみることが必要です。

シリカをはじめバナジウムやサルフェートなどの希少ミネラルを含む水を毎日飲んでいると、美しさや若さを保つことができるのです。

 

 

藤田先生のウォーターレシピ

期待される効果⇒美しさや若さを保つ

【水】

シリカやサルフェートを含む水

【飲み方】

一日1~1.5ℓ摂取する

 

藤田 紘一郎

東京医科歯科大学名誉教授

 

著者紹介

藤田紘一郎

藤田紘一郎 (ふじたこういちろう)1939年、旧満州生まれ、東京医科歯科大学卒。東京大学医学部系大学院修了、医学博士。
金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て、現在、東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。

1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で、小泉賞を受賞。
2000年、ヒトATLウィルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。

主な近著に、『50歳からは炭水化物をやめなさい』(大和書房)『脳はバカ、腸はかしこい』(35館)、
『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』『人の命は腸が9割』(ワニブックス【PLUS】新書)などがある。

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