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知らないと怖い、豊洲新市場の水から検出された「ヒ素」って何?

知らないと怖い、豊洲新市場の水から検出された「ヒ素」って何?

2016年9月、豊洲新市場の青果棟下の地下空洞で採取されたお水から、環境基準を下回る微量のヒ素が検出されたというニュースがありました。共産党議団によると「床面から染み出したたまり水は、地下水である可能性が高い」とのこと。

ところで皆さんは、このニュースで話題となった「ヒ素」が一体なんなのかご存じでしょうか?私たちの生活に欠かせないお水に関することですから、この機会に覚えておきましょう。

ヒ素とはどんな物質?

火山活動

「ヒ素」とは自然環境中にある元素の一つで、金属と非金属の性質をあわせ持った「半金属」といわれている物質です。これにほかの元素が結合すると「ヒ素化合物」になります。そのうち、炭素や酸素を含んだものを「有機ヒ素」、炭素を含まないものを「無機ヒ素」と呼びます。

ヒ素は、火山活動や森林火災、地表面に露出している岩石の風化など、自然現象が起きると同時に放出されるので、全国各地の土や水の中といった場所で見られるようです。

どんな役割や危険性をもっているの?

除草剤

ヒ素は生物に対して毒をもつことから、昔から現在に至るまで、農薬や木材の防腐剤など、さまざまな製品を作るための原料として利用されています。農業を営む方たちにとっては、害虫駆除や除草を行う上で欠かせないものだとわかりますね。

そんな便利な物質ですが、私たち人間にとっても有毒であり、ヒ素が原因となる公害が過去に何度か発生しています。

その一つに「土呂久ヒ素公害」があります。簡単に説明すると、宮崎県にある土呂久鉱山で、農薬の原料として製造していたヒ素の仲間「亜ヒ酸」が外に漏れ出したことが原因で、周辺住民に健康被害をもたらした、というもの。結果、この問題は「土呂久ヒ素公害」として国から公害病であると認められたのです。

これは長い期間を経てヒ素を体内に取り込んだので「慢性ヒ素中毒」となりましたが、一気に体内へ取り込んだ場合は「急性ヒ素中毒」となり、すぐ身体に悪影響が出てきます。

またヒ素には発がん性のリスクも存在し、特定の食べ物に対して、過剰摂取を控えるよう勧告している国もあるようです。

水や食品に含まれているヒ素は大丈夫?

コップと水

ヒ素による健康被害を防ぐために、イギリスではひじきの摂取を控える勧告がされています。日本では何気なく食しているものが、他国ではそのような扱いを受けていることに驚きですよね。食品にヒ素が含まれていることを知って、不安になった方もいらっしゃると思いますが、実際、そこまで心配する必要は無いとされています。

これは、農林水産省が行った「食品に含まれるヒ素の実態調査」から、「日本人が食品を通じて摂取するヒ素に関して、明らかな健康被害は認められておらず、現状問題無し」という結果が出たことが理由です。

また人間が摂取するヒ素のうち、最も割合が高いといわれている飲料水ですが、現代では水道システムの向上やヒ素の排出規制、水道水の水質基準を厳しくするなどの対策がしっかりとされています。食品やお水に微量のヒ素が含まれているとしても、健康を害するまでには及ばないのです。

安全なお水をおいしく飲むためにはウォーターサーバーがオススメ

水を飲む女性

健康に被害はないとはいえ、お水はできるだけ信頼できるところのものを飲みたいですよね。そんな皆さんにお勧めしたいのがウォーターサーバーです。

水道法などによって管理が徹底されていることから水道水でも問題無いといえますが、安全性を重視しすぎたため、お水本来がもつうま味や香りなどの優先度はかなり下がってしまっています。水道水が「まずい」「臭い」といわれているのはそれが原因だったのです。

安全性に加えておいしさも考慮したい、と誰しもが思うこと。ウォーターサーバーならその両方を満たしている上に、ボトル1本の容量も多いので、水分補給だけでなく、毎日のお料理や赤ちゃんのミルク作りまで幅広くお使いいただけますよ。

中でも「コスモウォーター」は、全国各地から激選した採水地によってくみ上げられた、3種類の天然水からお好きなお水を選択できるので、サーバー業界において高い人気を集めています。

また専門の検査機関で定期的に検査が行われており、近年問題となっている放射性物質は原発事故発生以降確認されていません。どこからくみ上げられているのかわかりづらい水道水に比べると、安全度は非常に高いといえるでしょう。コスモウォーターは、安心しておいしいお水を飲みたい方にとっておきのサーバーなのです。

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おわりに

私たちが普段口にする食品やお水は、国内の徹底された管理下の元にあるので、過剰に心配する必要は無いとわかりました。

とはいえ毎日口にするお水は、やっぱり目に見えて安全だとわかるものが飲みたいと思います。

ぜひこの機会に、お水のうま味もたっぷり楽しめるウォーターサーバーを検討してみてください。

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