水質汚染は生活排水が大きな原因!?いつまでもおいしいお水を飲み続けるために知っておくべき大切なこと

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日本では蛇口をひねればいつでも透明できれいなお水が出てきます。塩素で殺菌処理され飲み水としても利用できる日本の水道水は、世界的に見てもトップレベルの安全性を誇ると言われています。

しかし水道水の元となる河川を私たちの手で汚していることをご存じでしょうか。

食品の食べ残しや洗剤などが台所排水として流れ、毎日の洗濯やおふろでも大量の洗剤が流れていきます。これらの家庭から出る排水が河川の水質汚染にどのように影響しているのか考えてみることも今必要なのではないでしょうか。

水を汚す原因になる台所排水

具体的にどのようなものが水を汚してしまうのか調べてみましょう。

ふだん私たちが台所から捨てているものには、食べ残しや残りかすなどがたくさん含まれ、その中には大量の栄養が含まれています。その栄養が水中に流れると、栄養を求めて微生物が集まっていきます。

微生物が栄養物を食べる時、酸素を消費しますが、その酸素は水中にたくさんは含まれていないので、栄養が多くなると微生物の数も増え、水中の酸素を使い尽くしてしまうのです。

その結果、酸素を必要とする魚などが酸欠状態になり生きていくことができなくなってしまいます。

また、栄養物を分解するときに発生するメタンガスやアンモニア、硫化水素なども水を汚して、生き物の住めない川となってしまう原因となる場合があるのです。

 

便利な合成洗剤も汚染の原因

私たちが毎日使っている洗剤の成分はご存じでしょうか。

日々便利になっていく今の日本では、せっけんよりも強力な洗浄力を持つ界面活性剤が含まれた合成洗剤が主流となっています。どこのメーカーでも競って新製品を出しているので知らず知らずのうちにお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

この合成洗剤に含まれる界面活性剤は、石油が原料の化学物質でできていて、食器洗剤や衣料用洗剤にはじまり、シャンプーリンスや化粧品、歯磨き粉にまで含まれていることがあります。

これらの合成洗剤は、大変便利な面があることは確かですが、天然由来のせっけんに比べると下水処理をしても完全に分解、処理をすることが難しく、河川を汚す原因となっています。

このように私たちは何げなく生活をしている一方で無意識に水質汚染を進めていることになります。

それではきれいな水質を守るためにできることは何でしょうか。

 

きれいな水を守るためにできること

まずは私たちの生活から出る排水が水を汚す大きな原因になっていることを知ることが大切です。それを知ることで少しずつ意識が変わってくるかもしれません。

気を付けたいことは、台所に水質汚染の元となる食べ残しやくずを流さないようにすることです。そして洗剤やシャンプーなどの使用量を少なくすることも大切です。食べ残しや油で汚れたお皿は一度紙でふき取ってから洗うと洗剤や水の量も少なくて済みます。

いくら天然由来のせっけんを使っていたとしても、洗浄能力が弱いからと言ってたくさんのせっけんや水を使用していればあまり意味がありません。

意識して節水を心がけるだけでも汚染を食い止める効果はあります。

 

おわりに

私たちのからだのほとんどは水分でできています。からだに必要な水分を満たすためにも日々沢山のお水を取り入れていく必要があります。

日本の水道水は厳しい環境基準を満たしたものなので必要以上に怖がる必要はないかもしれません。けれどもしも飲み水が汚染されしまい完全にきれいなものでなくなれば、私たちの健康にも影響が出てきてしまうことも考えられます。自分たちの手でこれ以上河川を汚さないよう、日々心がけていきましょう。

 

 

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