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知っていますか?日本でもミネラルウォーターの消費が増えている理由

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現在、日本ではミネラルウォーターの消費量が年々増加する傾向にあります。とくにここ10年の結果を見てみると、なんとその量は3倍にもなりました。以前までは「水はタダ」が当たり前だった日本において、購入して飲む水がここまで普及したのには一体どんな理由があるのでしょうか?

増え続けるミネラルウォーターの消費量

グラフ

日本人の1人あたりのミネラルウォーター消費量は、2007年に19・6リットルにもおよびました。1990年の1・6リットルに比べ約12倍です。ミネラルウォーターはそれくらい現代人にとっては常識となり、今では国民1人あたり年間で20リットル以上を飲んでいる計算になります。

2007年に某企業が行った調査からも、いかにミネラルウォーターが日本人から人気が高いかが伺えます。この1年で飲んだ水は何ですか?という問いに対し、なんと91・6%もの人が「ミネラルウォーター」回答をしました。またこの調査では自宅の浄水器を挙げる人も少なくはありませんが、年々減少傾向にあるようです。

このように今やミネラルウォーターは日本人にとって当たり前の「飲用水」と言えます。ではなぜ水道水ではなくミネラルウォーターなのでしょうか?

ミネラルウォーターが選ばれる理由

ミネラルウォーターと女性

もはやミネラルウォーターは「水」という感覚ではなく、ある意味では清涼飲料水のようなイメージに変わりつつあると言われています。

あるミネラルウォーターに関する調査の結果では、ミネラルウォーターを飲んだり利用したりする理由のトップが「おいしいから」となっています。時点で「飲みやすいから」「価格が安いから」といったものが続いています。

さらに「水道水が不安」「健康によいから」といった、体のことを考えた意見や、「カロリーがない」「肌によい」といった美容的な意見や「料理に使うとおいしくなる」といったものまで見受けられるようです。

このようにミネラルウォーターそのもののおいしさはもちろんのこと、健康志向やグルメといった現代のニーズに合致し、人々から支持を得ているのだと考えられます。さらに周囲の人々が当たり前のようにミネラルウォーターを利用するようになったため、「水を買う」ことに抵抗感が少なくなってきたことも要因のひとつとして考えられるでしょう。

おわりに

人々からの人気が高まり、今ではすっかり飲用水としての地位を築いたミネラルウォーター。今後もさらにその需要は増え続け、さまざまなものが企業から発売されることでしょう。

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