海外のミネラルウォーターには硬水が多いのはなぜ?

海外のミネラルウォーターには硬水が多いのはなぜ?

最近では、コンビニやスーパーなどでさまざまなタイプのミネラルウォーターが販売されていますよね。購入の前に「どこで採水されたのか」と、気になってパッケージの記載をチェックすることがあるかと思います。その時、海外のミネラルウォーターのほとんどが「硬水」だということに気づいた方も多いのではないでしょうか。

一体なぜ、海外のミネラルウォーターは硬水ばかりなのか気になりますよね。そこで今回は、その理由について解説します。今まで疑問に思っていた方はぜひ読んでみてください。

 

海外のミネラルウォーターに硬水が多い理由

なぜ海外のミネラルウォーターには硬水が多いのかというと、採水される土地環境に理由があります。

北米やヨーロッパなどは、広大な面積を有していますよね。そのため、雪や雨によって地下水となった水は、広い大地をゆっくりと流れていきます。となると、地層に浸透している時間も長くなり、地層に存在するマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが徐々に地下水に溶け込んでいきます。

ミネラルが多いほど硬度が高くなるので、くみ上げられる頃には、硬水へと変化しているのです。海外のミネラルウォーターに二酸化炭素が含まれているものが存在するのも、このように地形が地下水に影響を与えていることが理由です。

日本は国土が狭いせいで、地下水が地層に浸透している時間が長くありません。その分水に溶け込むミネラルも少ないため、硬水よりも軟水が採水される割合が高いというわけですね。そんな中でも、比較的硬水に近いのが山形県飯豊山周辺の水。なんと、ここではおよそ500年近い歳月を経て湧き出た水が採水されているのだとか。

また、日本で硬水が採水できる土地として知られているのは沖縄県です。古い時代からサンゴの化石が蓄積されてできた土地なので、くみ上げられた水にはミネラルがたっぷり含まれているようです。

 

海外のミネラルウォーターを販売しているメーカーは?

それでは、硬水のミネラルウォーターはどこのメーカーから販売されているのでしょうか。ここでは、おすすめのメーカーを六つピックアップし、硬度・採水地・炭酸の有無を表にまとめました。また、メーカーごとの特徴も簡単にご紹介するので、これから購入しようと思っている方は参考にしてみてください。

メーカー名

硬度(mg/L)

採水地

炭酸の有無

エビアン

304

フランス

無し

ペリエ

417

南フランス

あり/強め

サンペレグリノ

674

イタリア

あり/弱め

ゲロルシュタイナー

1302

ドイツ(アイフェル火山麓)

あり/強め

コントレックス

1468

フランス(コントレックスヴィル)

なし

クールマイヨール

1612

イタリア

なし

 

エビアン

数ある硬水メーカーの中で、わりと硬度が低いのがエビアンです。硬水特有のクセがなく、スッキリとした飲みごたえ。硬水が初めての方におすすめのメーカーです。

 

ペリエ

ペリエは世界的に人気のある天然の炭酸水。飲食店で見かけたことがある方も多いのでは?とにかく炭酸が強めなので、「炭酸を飲んでいる!」と、体中で感じられるようです。

 

サンペレグリノ

ペリエに比べると炭酸は弱めです。しかし、その上品な飲みくちが食事時との相性バッチリ。また、硬度が高いため、硬水による高い効果が期待できるでしょう。

 

ゲロルシュタイナー

有名モデルも愛飲していると話題のゲロルシュタイナー。なかなか高い硬度ですが、強めの炭酸のおかげで、硬水の飲みにくさはほとんどないと言われています。

 

コントレックス

コントレックスの強みは、500mlになんとアーモンドおよそ9粒分のマグネシウムと、牛乳1本分のカルシウムとが含まれていること。それでいて、カロリーはゼロ!ダイエットをしている方の間で注目を集めている硬水だそうです。

 

クールマイヨール

クールマイヨールの人気の秘密は、硬度が高いのに飲みやすいところ。美容と健康のためにと、リピート買いしている方が多い模様。実際に、便秘が解消したり、肌の調子が改善されたりと、その効果を実感した声も多数あるようです。

 

軟水と硬水で風味も異なる

軟水はまろやかで柔らかい、硬水は喉越しが良くて重く感じるというように、それぞれ風味が違ってきます。日本で採水される水や、各家庭に配水される水はほぼ軟水。それにより、日本人の口には、軟水の方が合うと言われています。
なので、普段あまりなじみのないような海外の硬水を口にすると、「飲みにくいな」と思う方もいるのだとか。また、飲み過ぎると下痢を起こす場合があるようです。

とはいえ、ミネラルは私たちの身体に欠かせない栄養素。しかも、ダイエットや便秘解消など、さまざまな効果が期待できるとも言われているため、健康を維持したい方は毎日飲み続けることがおすすめですよ。

さらに、硬水は料理の場でも大活躍。例えば、チャーハンやピラフ、パエリアなどを作る時。硬水に含まれるカルシウムがお米の食物繊維を固める働きをするため、パラパラとしたご飯を炊くことが可能。また、コーヒーや紅茶を入れる時、硬水を使えばいっそう香りが引き立ちます。そのほかにも、素材のアク抜きや煮崩れを防ぎたい時に硬水を利用することで、きれいな仕上がりになると言われています。

最近ではそういったことを目的に、自宅にウォーターサーバーを導入している家庭が増えてきているので、興味を持った方はぜひ利用してみてください。

 

おわりに

海外のミネラルウォーターに「硬水」が多いのは、広大な土地環境が関係していることがわかりましたね。雨や雪が地下水となって地層に流れていく間に、ミネラル成分が徐々に溶けこみ「硬水」へと変化するのです。

また、ミネラル成分が多い硬水は、ダイエットや健康に良い効果が期待できると言われています。この機会にぜひ、硬水を飲む習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

 

 

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