過去の震災に学ぶ 災害時の水の重要性

過去の震災に学ぶ 災害時の水の重要性

私たちの生活は、蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水道によって支えられています。しかし、予期せぬ天災に見舞われたとき、水道施設や水道管が被害を受けたらどうなってしまうでしょう?実際に震災を経験された方は、これがいかに深刻な問題なのかということを身を持って感じられたはずです。

今回は過去の震災からの教訓を踏まえた上で、万が一の時のためにどのような備えをしておけば良いのかということを考えてみたいと思います。

 

天災が起きた直後、水回りはどのような状況になるのか

大地震が発生した直後、徐々に冷静になっていく中で真っ先に気付くのが「水をどうしたらいいのか」ということです。人間は食べることはしなくても数十日は生きていられると言われますが、水だけはそうはいきません。わずか数日間摂取していないだけでも命の危険にさらされます。

もちろん、このような天災が発生した時というのは、国としても直後からライフラインの復旧に全力を尽くしますが、それでも被災者一人ひとりに満足な量の水は行き渡らないというのが現実です。

 

給水車が到着するまでに長くて3日も!

過去に起きた大震災を例に挙げて考えてみましょう。例えば阪神淡路大震災では、地震直後に兵庫県だけでおよそ127万戸が断水し、およそに7日間もの間続いたそうです。そして、いまだ記憶に新しい東日本大震災でも、断水からの復旧には6日間を要し、それぞれの地域の人が大変な思いをしました。

ただ、あくまでもこの数字は全体の約半分の地域に該当するものであり、残りの50%の地域というのは、さらに復旧までの日数を要したそうです。国としては、地震の発生直後から給水車を手配し、各被災地に早急に派遣するということを行っていますが、早くて到着は翌日、長ければ3日間も来なかったという地域もあったそうです。

このことから、最低でも3日分の飲み水は個人で確保しておかなければならないということが言えそうです。1日に必要な水分量と言うのは年齢でそれぞれ違い、例えば体重1kg当たり、乳児なら120ml~150ml、幼児で90ml~100ml、成人だと40ml~50mlが適正数値であると言われています。

この数字に体重をかけるので、50kgの成人の方であれば、50×50=2.5Lもの水が必要になります。家族の人数分となると、かなりの量の水を蓄えておくことになりますが、ぜひとも用意したいところです。

 

合わせて準備しておきたいもの

災害時は、飲み水の確保が最優先です。しかし、水の利用というのは何も飲用に限ったことではありませんよね。排せつ時のトイレ用の水、手洗いや歯磨きに使用する水、食器を洗うのに使用する水など、さまざまなシチュエーションで必要になるものです。

ここでは、飲み水と合わせて災害時に準備しておきたいものをご紹介します。

 

お風呂の水は常にためておく

洗濯やトイレ用の水として確保しておきやすいのがバスタブです。お風呂に入るときには、だいたい200~300Lのお湯を準備することになります。その水はできればそのまま捨てずに常にためておくようにすると、もしもの際に安心です。衛生面で不安視する方もいますが、定期的に掃除さえしていれば何の問題もありません。

 

携帯用浄水器

携帯用浄水器とは、主に災害や登山時の緊急的な用途に利用されるボトル型の浄水器です。微生物や化学薬品、重金属などの汚染有害物質を100%近く除去できる優れもの。例えば、先述したお風呂の水を飲み水として利用したいというときにも使うことができるのです。

他にも河川の水や雨水など、水のタイプを問わずキレイにろ過することができるため、さまざまな場面で使用することができます。

 

防災リュックサック

防災リュックサックとは、被災時に必要なものをまとめてリュックサックに詰め込んだもののことを言います。長期保存用の水はもちろんのこと、他にも軍手やごみ袋、ウェットティッシュ、ラップなども入れておきましょう。

防災リュックサックとして販売している商品もたくさんありますが、自分に合った中身を選びたいという方は少しずつ買いそろえていくといいと思います。以下におすすめの中身を書いてみました。

・保存用の水
・軍手
・ゴミ袋
・ウェットティッシュ
・ラップ
・毛布
・ブルーシート
・携帯トイレセット
・ラジオ
・お菓子類

 

ウォーターサーバーは災害時に大活躍!

 

飲料水としての備蓄に適している

ウォーターサーバーが優れている点は、安全でおいしいお水が飲めるというところもそうですが、もうひとつは配送システムにあると思います。ウォーターサーバーは、毎月定期的に注文した通りの本数を自宅に届けてくれます。水を買い忘れるというようなこともなく、いわば常に水を確保できている状態です。

普段の買い物では12Lといった大きなボトルはとても持ち運びすることができません。そのように大量の水を手間なく準備できるというところが便利なところです。普段から少し多めに注文しておくようにすることで、万が一天災が起きたとしても、数日分の飲み水を確保することが可能になります。

 

停電していても使える!

電化製品なので、停電していると使用できないのではないかと思っている人も多いようですが、最近のウォーターサーバーは停電時も使えるものが増えてきています。

注意点としては、温度管理は電気の力によるものなので常温の水しか利用できなくなるということと、衛生面の機能も停止するため長期間の保存がきかないということです。水道の復旧が行われるまでの一定期間、便利に飲み水を扱いたいという点では本当に大活躍してくれると思います。

 

おわりに

いかかでしたか?今回は過去の震災などの経験から災害時の水をどのように準備するべきであるかということについてお話をしてきました。

もちろん、災害は起こらないに越したことはないのですが、あらかじめ準備をしておくことで安心を得ることができます。これからウォーターサーバーの利用を考えるという方は、ぜひこの災害についてという観点でも比較検討してみてください。

 

 

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