有名な地酒と名水地の関係~日田~

有名な地酒と名水地の関係~日田~

日田は、九州の大分県に存在する市です。「天領まつり」でよく知られているところであり、おいしい水の採水地としてもとても有名です。また、近年(平成17年)から始まった「専念明かり」は、3万もの灯ろうが使われ、優しくあたりを照らす催し物です。このように、さまざまな楽しみがある日田ですが、ここにはさらに「地酒」という楽しみもあります。

 

300年以上の歴史を持つ「クンチョウ」の魅力とは

日田の地酒を作り続けている蔵元の一つに、「薫長(クンチョウ)酒造」があります。

この「薫長(クンチョウ)酒造」は、なんと300年以上もの歴史を刻んでいる非常に由緒正しい蔵元だと言えます。1702年から脈々と受け継がれるものは、薫長(クンチョウ)酒造という名前だけでなく、職人の技術も同じです。

日田の美しい天然水は、薫長(クンチョウ)酒造にとって欠かすことのできないパートナーと言えるでしょう。

薫長(クンチョウ)酒造にはさまざまなお酒がありますが、「薫長」という、店名と同じ名前を掲げたお酒も造っています。特に純米酒は、いつ飲んでも、「昔」を思い出せる味わいに仕上がっているとして人気です。ぬるめで飲むとよいのだとか。

また、高級感あふれるパッケージにいれられた「大吟醸 瑞華」は、その名前とパッケージにふさわしい、とても格式高い味わいがすると言われています。

辛口の飲みやすさとマイルドさを両立させており、鼻につくようなアルコール臭さもありません。低温と日田の水でしっかりと育んだこの名酒は、ぜひ1度は飲んでみたいものです。

ちなみに薫長(クンチョウ)酒造は、清酒だけでなく、濁り酒や焼酎、甘酒なども販売しています。

さらに面白いのは、「お菓子」もあるということ。お酒を中に仕込んだチョコレートボンボン、ぜいたくにお酒を使ったパウンドケーキ、さらには大吟醸に使われている酒かすやお酒もまぜて作り上げたアイスクリームなども販売しています。また、あまざけも取り扱っています。

ギフトセットもあります。一般的な酒造メーカーで「ギフトセット」というと、それは多くの場合、「お酒を複数本組み合わせて包んだもの」というかたちをとるでしょう。しかし薫長(クンチョウ)酒造の場合、「お酒1本、グラスを4個」というギフトセットを取り扱っています。

「ご家族みんな飲まれるけど、たしかそれほど強くなかったはず」という人に、「家族で一緒に、おそろいのグラスで楽しんでください」といって渡すのもよいでしょう。

もちろん、薫長(クンチョウ)酒造の場合、「セット」は、このグラスセットに加えて、生酒セットと焼酎セット、そして2種類のお酒を詰め合わせたギフトセットもあります。ただ、ギフトセットの数自体はそれほど多くはありません。

 

CMでも有名ないいちこの蒸留所がある

印象に残るフレーズのCMを流している「いいちこ」ですが、この蒸留所も日田にあります。私たちは「地酒」というと日本酒を思い出してしまいますが、焼酎も「地酒」です。

いいちこは、麦から作る焼酎を得意としており、その過程で必要な水を日田に求めています。(なお、いいちこはワインや日本酒なども扱っています)

麦と水だけでつくると言われている麦焼酎は、水の味がまずければ飲めたものではありません。しかし、日田のおいしい水を使って作られる焼酎には、そんな不安もありません。

いいちこのいなかでもっとも有名なのは、茶色いボトルや紙パックに入っている25度くらいのものでしょう。これらは価格も比較的安く、日常的に飲んでいけます。

いいちこを語るうえで外せないのが、「施設見学」。巨大な道具を使い、仕込みから蒸留、貯蔵までをやっている施設のなかで、さまざまな手順を見ることができます。実際に酒造のなかに入っていけることはあまりありませんから、ぜひ体験してみてくださいね!

いいちこで扱っている日本酒も実にさまざまです。ゆっくりと低温で発酵させたり、水にこだわったりと、そこには強いこだわりが見受けられます。

ちなみにワインについては、デラウェアなどの甘いブドウを使ったものが開発されています。日本のワインは甘みが強いという人もたくさんいますが、デザート的に楽しむのであれば、それでも問題はないでしょう。

ギフトの数はそれほど多くありません。ただ、3本セットのものが2種類あるので、飲み比べにはちょうどよいでしょう。ギフトはどれもスタイリッシュな包装がされており、これも人気の一つです。

日田の天然水を利用して、きちんと作りこんだ「いいちこオリジナルギフト(3本入り)」などもおすすめです。

 

おわりに

九州にある名水地からは、お酒に必要な水も手に入れられます。長い歴史を積み重ねた薫長(クンチョウ)酒造のスイーツを、いいちこのワインとあわせて楽しんでみたいものです。

私たちは、「水」というと、「飲み水」を思い浮かべます。しかしこのように、「お酒の原材料」としての水が存在することも忘れてはいけません。ウォーターサーバーなどで気に入った水の生産地を調べ、そこの地酒をとりよせて楽しむという楽しみ方もありますね。

 

 

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