有名な地酒と名水地の関係~北アルプス~

有名な地酒と名水地の関係~北アルプス~

壮大で優美な美しさを持つ北アルプスは、非常に風光明媚(めいび)な土地であるとして知られています。登山に行く人も多い場所であり、毎年多くの人がここを訪れます。北アルプスは、初めての人だけでなく、何度も再訪する人も多いほどの美しさに満ちていると言ってよいでしょう。

この北アルプスですが、ここはその水のおいしさゆえ、地酒の名所としても知られています。ここでは、北アルプスの地酒についてお話していきましょう。

 

そのものずばり「北アルプス」というお酒がある酒造会社

北アルプスの地酒ですが、「北アルプス」というそのものずばり!な商品を扱っているお店があります。それが、「福源酒造株式会社」というところです。

この株式会社は、1758年にひらかれました。それ以来、安曇野でずっと営業を続けています。現在は18代目が継いでいます。ちなみに、長い歴史のなかで、呉服を売ったり、銀行をやっていたり、鉄道に関わったりもしていたのだとか。

福源酒造株式会社のお酒は、当然ながら、北アルプスを使って仕込まれます。この北アルプスの美しい水とおいしいお米、そして技術者の持つ妥協を許さぬ精神が、磨き抜かれた地酒を作っていると言えるでしょう。

さまざまな商品を取り扱っている福源酒造株式会社ですが、ここで取り上げたいのは、やはり「北アルプス」です。このシリーズのなかでもっとも高価なのは、「大吟醸 北アルプス」です。

このお酒は、非常に寒い時期に、朝夜の別なく手間をかけて仕込まれているものです。米は低温でじっくりと発酵させています。辛口のお酒であり、美しい水色のボトルに詰められています。

この北アルプスシリーズには、にごり酒もあります。まったりとした粘性のあるお酒であり、日本酒にそれほど慣れていない人でも飲みやすいと評判のお酒です。ちなみに、このにごり酒は甘口に仕立てられていますから、女性でも飲みやすいのではないでしょうか。

この会社の贈答品は、とってもユニーク。なんと、招き猫や獅子頭にお酒をつめた商品が販売されているのです。中に入っているお酒は、もちろん北アルプスの地酒です。さらにそのなかに金箔(きんぱく)が入っているので、非常に華やかです。招き猫と金箔(きんぱく)、両方とも贈り物にぴったりですね。

インパクト十分な「獅子頭」は、ちょっと怖い顔つきですが、どことなくキュート。こちらは1万円、招き猫は1500円ですが、お酒の量で考えれば、獅子頭の方がお得です。(獅子頭には招き猫の10倍のお酒が入っています)

 

雪解けの水を使って作る安曇野の名酒蔵「大雪渓」

北アルプスの雪解けの水を利用して造るお酒を打ち出しているのが、「大雪渓(だいせっけい)」という酒蔵です。こちらの創業は1898年で、ここも100年以上の長い歴史があります。ちなみにその頃の社名は「大雪渓」ではなく、「池田醸造合資会社」でした。

大雪渓がつくりあげる北アルプスの地酒は、どこか郷愁を感じる味に仕上がっていると言われています。家庭的な味を醸し出しているため、リラックスして味わえるのがうれしい点でしょう。

さまざまなタイプのお酒を打ち出しているのですが、大雪渓の定番商品といえば、「上撰(せん)(大雪渓)」という名前の日本酒です。辛口であり、熱かんに非常に向いています。

かん酒のコンテストでは、3年連続で金賞を受賞しているほどの味わいなのですが、720ミリリットルの値段は1000円を切ります。300ミリリットルなら400円から試せるので、まずはこれを試すのもよいでしょう。辛口に仕上がっており、手軽に飲むことのできる商品として知られています。

ちなみに、「箱も金色、お酒のなかにも金箔(きんぱく)入り」というお酒も用意されています。お祝い事にはこれを選んでもいいですね。

大雪渓の場合、「日常使いのお酒」も多いためか、箱はつけられていないことが多いと言えます。そんななか、きりの箱に入っているのが、「純米大吟醸原酒(美山錦)」です。

すべての作業を手作業のみで行い、徹底的に磨き上げたお米で作り上げています。その香りは果物に似ていると言われており、品の良ささえ感じさせられるお酒です。贈答用にはこれもいいかもしれません。

ここでは二つの会社を取り上げましたが、それ以外にもさまざまな酒蔵があります。レストランなどでも地酒を出してくれますから、食事と一緒に楽しむのもよいでしょう。

 

おわりに

北アルプスにはさまざまな地酒があるようですね。招き猫は人とお金をそれぞれ招いてくれると言いますから、お正月にぴったりですね。

また、日常的にお酒を家で飲むタイプの人間としては、「箱がないかわりにちょっとお買い得」な「大雪渓」も見逃せないと思いました。人に贈るものでなければ、たしかに箱はあまり必要ではありませんよね。

一番楽しい飲み方は、郷土料理に北アルプスの地酒をあわせて、宿などから北アルプスの風景を仰ぎ見ることでしょうか。一度はやってみたいぜいたくですね。

 

 

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