温泉水が飲める日本の温泉スポット特集~関東編~

温泉水が飲める日本の温泉スポット特集~関東編~

何かと遊ぶところの多い関東圏。どうしても「都会」というイメージのある関東圏ですが、実は温泉もたくさんあるのです。場合によっては仕事帰りに行けてしまうところも。

そんな関東圏にある温泉水が飲める温泉スポットの中から、いくつか有名な温泉を紹介しましょう。ちょっとした日帰り旅行などに、ぜひ利用してくださいね。ほっこり癒される温泉たちばかりです。

 

群馬の名物、「四万温泉郷」

群馬県には、「四万温泉郷」というところが存在します。この「四万温泉郷」は「しまおんせんきょう」と呼びますが、名前の由来は、「四万もの病気を治すことのできる温泉」というところからきていると言われています。

この四万温泉郷が興った理由は、大きくわけて2つあると言われています。一つ目は、坂上田村麻呂が征夷大将軍だった時代にここにきて温泉を使ったから、というもの。

もう一つの方も、時代としてはほとんど一つ目と一致しています。ただこれは、源頼光の四天王のうちの一人として知られていた人間がこの地を訪れた時、夢うつつのなかで神様からの言葉を聞いたことが由来とされているものです。夢のなかで、この温泉の場所を教えられたのがその由来だとか。

この四万温泉郷は、「つかるだけ」でももちろん効果があるのですが、「飲む」ことによってもさまざまな効果を得ることができます。飲んだ場合は、胃腸に対して効果的に働き、食欲を増すという効果があるのだとか。

 

群馬県よりもう一つ、「伊香保温泉」

群馬県にある有名な温泉郷として「四万温泉郷」を紹介しましたが、群馬県にはそれ以外にもさまざまな温泉が存在します。もう一つ、「伊香保温泉」をとりあげましょう。

これは「いかほおんせん」と呼ばれるもので、その存在は、日本最古の歌謡集である万葉集にもすでに取り上げられています。その起源はまだはっきりとはされていませんが、1900年~1300年ほど前のいずれかであろうと考えられています。

この伊香保温泉には、長く運営を続ける宿泊施設などがたくさんあります。戦国時代から脈々と受け継がれるものもあるほどです。

さて、この伊香保温泉の水ですが、これもなかなか歴史が深いものです。国内では初となる、医学的温泉療法のやり方を学んだところとされており、その歴史は明治初期にまでださかのぼれると言われています。開かれたのも早ければ、温泉の効用が認められたのもとても早かったのです。

このような歴史を持つ伊香保温泉は、飲むことにより、痛風などの改善がみられると言われています。それ以外にも、生活習慣病のリスクとなる「肥満」、悩まされる人の多いアレルギーなどの改善にも役に立つと言われています。

たとえ温泉に泊まらなかったとしても気軽に飲めるスポットとして人気です。なお、1日に飲んでもよいとされている量は、成人でも600ミリリットルまでとされています。加えて、この温泉水を飲んだ直後はお茶を飲んではいけないという縛りがあったり、飲むのは食後と決きめられていたりという注意点があるので、しっかり守ってください。

 

とっても有名、「箱根の温泉」について

「箱根」というと、多くの人が「箱根駅伝」を思い浮かべるのではないでしょうか。しかしこの箱根には、実は温泉もあるのです。

箱根温泉は、30万年もの歴史を持つ箱根火山によって成り立っています。この箱根にある温泉が開かれたのは、今から遥か昔、奈良時代だったと言われています。まだ歌詠みの文化が残っていた時代、この箱根の温泉について歌った人もいたかもしれません。

さて、温泉が、観光客に知られ、多くの庶民が楽しめるようになったのは、この「箱根」の力が大きいと言われています。長い歴史を持つ箱根の温泉は、現在では「都心からでも行きやすい温泉郷」としてよく知られるようになりました。気軽に行くことのできる箱根は、女子旅などにもよさそうです。

さて、この箱根ですが、ここの温泉の水も飲めるようになっています。ただ、飲用許可が出るまでにはそれなりに長い時間がかかったこともありますから、勝手に飲む前に、一度施設の人に「飲んでもよいのかどうか」を確認した方がよいでしょう。

温泉は、一般的な水に比べてミネラル分を多くふくみます。これは温泉のメリットでもあるのですが、同時に、「飲みにくさ」「トゲトゲするように感じる」という人もいるのではないでしょうか。

その点、箱根の温泉は硬度がかなり低く、軟水扱いとなっています。私たち日本人は常に軟水を飲んで生活をしていますから、舌になじみやすく、飲みやすい味だと言えるでしょう。

ちなみに、1日に200ミリリットルが一度に飲める量です。毎日1500ミリリットル程度を飲むとよいと言われています。

この箱根の温泉の水は、胸やけや二日酔いの改善に役立ち、胃腸の調子をよくすると言われています。箱根の温泉宿でおなか一杯にご飯を食べ、お酒を飲んで胃腸が疲れてしまった……という人は、ぜひこの「飲む温泉」も試してみてください。

 

湯河原温泉の歴史

名前からして「温泉」をイメージさせる湯河原温泉。この湯河原温泉には、長い歴史があります。万葉集にもその存在が歌われているのですが、万葉集のなかで、「湧き出ている温泉」を歌っているのは、唯一この「湯河原温泉」だけでだと言われています。ちなみに、なかなか情熱的な恋の歌であり、おもしろいのでぜひ読んでみてください。

さて、この湯河原温泉ですが、神奈川県に位置しています。神奈川県というと、「横浜」などをイメージするため、「そんな都会にあるのか?」と考えてしまうと思います。

実は東京から、新幹線をあわせて使えばわずか57分でついてしまいます。特急を利用した場合でも、1時間15分程度で着いてしまうため、都心部へのアクセスはかなりよいと言えるでしょう。後者のやり方をとれば、乗り換えなしで行けてしまいます。上では「箱根」を取り上げましたが、関東圏は意外に都心部から近い温泉が多いのです。

この湯河原温泉はなめらかで肌にストレスを感じさせないお湯が自慢であり、体の内側から温まるお湯としてよく知られています。

また、神経痛の改善や打ち身、疲労、冷え性に対して効果的に働くと言われています。関節が硬くなってしまっている、という人や、五十肩に悩まされている、という人にもよいので、少し疲れが出てきた働き盛りの人にぴったりだと言えるでしょう。

筋肉痛などにも効果があるので、部活で疲れているお子さん、五十肩で悩んでいるお父さん、美肌を目指したいお母さん……などのように、親子で行っても楽しめそうですね。

「ゆとろ嵯峨沢の湯」などを初めとして、「飲泉もできる」としている宿泊施設もあります。「飲む温泉」にこだわる人は、ぜひこれらの「飲泉可」としているお宿を選んでください。また、飲む場合は自己判断はやめて、必ず施設の人に許可をとるようにしてください。

 

おわりに

「関東圏」というと、やはり「都会」のイメージが強いからか、「温泉などはあまりなさそうだ」という印象を抱く人もいるかもしれません。しかし、意外なほど、アクセスのよいところに有名な温泉があるのですね。関東圏ということもあり、交通網がきちんと整っていて行きやすい、ということもあるかもしれません。

これくらいの距離ならば日帰りもできそうですから、週末などに、少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。ちょっとした小旅行気分を味わえますし、日ごろの疲れが癒され、英気を養うことができそうです。

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