雨が降らないとどうなるの?生活への影響とは

雨が降らないとどうなるの?生活への影響とは

日本は降水量の多い国。よく雨が降るので、梅雨の時期には毎日のように、傘を持ち歩くことも珍しくありません。

日本の降水量は、世界平均と比べるとおよそ2倍もあるそうですが、南西から北東に細長く伸びる日本は、地域によって降水量や気温が大きく異なります。

梅雨の時期などはじっとりして過ごしづらく、「雨なんて降らなければいいのに」なんてつい思ってしまいますが、雨が降らないと大変なことに。雨が降らないとどうなるのか、生活にどんな影響が出てくるのかを調べてみました。

 

日本の雨事情、地域によって降水量に大きな差がある

日本は、モンスーンアジアの東端に位置する国。世界でも多雨地帯にあるため、年間平均で約1718mmの降水量があります。

世界平均は約880mmですので、日本の降水量は約2倍であることが分かります。日本は四季があることで、季節によって降水量が大きく変動することも特徴です。

例えば東京の月別平均降水量は、最多雨月となる9月では208・5mmですが、最少雨月の12月では39・6mmおよそ5倍も降水量が異なるのです。また、南北に細長く伸びているため、地域によっても大きく降水量が異なることも特徴のひとつ。

例えば2010年観測の都道府県別年間降水量データ※では、高知県が3093mmと最も多く、2942mmの鹿児島県、2896mmの沖縄県と続きます。逆に降水量が最も少ないのは988mmの香川県。同じ四国の南北に位置する高知県と香川県ですが、実に2105mmもの差があるというのは非常に不思議です。

これは四国山地の北側と南側で気候が異なることによるもので、南からの湿った空気の影響を受けやすい高知県や鹿児島県、沖縄県などは、降水量が多くなりがちなのです。

このように、日本の降水量は季節や地域によってかなり異なっていることが分かります。

※出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2013」

 

水不足になりやすいのは瀬戸内海沿岸地域

世界では、アフリカやインドなどで深刻な水不足となっている国が数多くみられます。日本では、水が不足していると感じることはほとんどありませんが、実は天候や地域によって、渇水が起こることもあります。

例えば、平成6年には西日本を中心として渇水が起こり、各地で給水制限が実施されました。この年は春から少雨が続き、ダムの貯水量が激減しました。時間指定断水があったことを記憶している人も多いのではないでしょうか。

渇水ほどでなくても、水不足傾向に陥る地域はあります。代表的な地域としては、通年で比較的降水量が少ない瀬戸内海の沿岸地域や、人口が急増している福岡県などが挙げられます。

瀬戸内海は、瀬戸内海式気候という気候で、天気や湿度が安定している一方で、降水量が少ないことが特徴です。水不足を解消するために、農地に近いところには古くからため池が作られてきました。

ダムや湖の利用で水不足を解消しつつありますが、天候に生活が左右されやすいという問題があるのです。

 

雨が降らないとどうなる?

雨が降ると、困ることがたくさんあります。洗濯物が乾かない、外出すると脚や腕がぬれてしまう、犬の散歩が大変、などなど。年間降水量が少ない地域は、なんとなく「雨が少なくてうらやましいな」というイメージがありますが、実は雨が降らないのは困ることなのです。

単純に雨が降らず、ダムなどの貯水量が減ることで給水制限がおこなわれ、飲み水など口に入るものだけでなく、シャワーやお風呂にも入りづらくなります。

日本人は生活するのに、1日におよそ200リットルもの水を使うといわれていますので、水不足によって本来使っている水の量がかなり制限されてしまうことになります。

生活だけでなく、水をたくさん使う農業や工業などの産業にも影響が出ますので、かなりの損失を受けることとなってしまいます。農作物や畜産物にも水不足による影響が出て、食べ物の価格も高騰することになるのです。

 

日頃から、節水と水の保管を心がけることが大切

雨が降らなくなると水不足が起こり、ひどくなると給水制限となります。水が大量にある生活を当然のように送ってきたのに、ある日突然、水不足となるとどうしたらいいのか分からなくなってしまいそうです。

まずは、意識を少し変えて、節水を日頃から心がけるようにすることが大切です。例えば食器を洗う際に、蛇口からずっと水を出しっぱなしにしている場合は、洗いおけに水をためてから洗うようにするとか、毎日のお風呂を夏場はシャワーに変えてみるとか、一人ひとりが心がけることで、全体的な水不足も少し解消されるのではないでしょうか。

また、水不足になると、飲み水の確保がにわかに心配になりますが、ウォーターサーバーなら安定的に安全でおいしい飲み水を供給することができますので、導入を検討してみても良いかも知れません。

 

おわりに

日本は水に恵まれた国ですが、地域や天候によって、水不足が起こることもあります。

一人ひとりが日頃から節水を意識して生活することによって、節約にもなりますし、全体的な水不足解消の手助けにもなり得ます。水不足のことを知り、少し節水を生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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