世界のウォーターサーバー事情~カナダ編~

世界のウォーターサーバー事情~カナダ編~

「寒い国」「シロクマがいそう」「メープルシロップがある国」などのイメージをもたれる「カナダ」。一度行ってみたい、と考えている人もいるかもしれませんね。ただ、旅行に行く際に気になるのが「水の問題」です。アメリカと隣接しているこのカナダの水事情はどうなっているのでしょうか。

カナダの水事情を探るとともに、カナダのウォーターサーバー事情についてお話していきましょう。

 

カナダの水道水はそのまま飲めるの?

「水道水から出てきた水をそのまま飲める国」というのは、そう多くはありません。日本に住んでいると、生まれたときから「蛇口をひねった時に出てくる水」を飲料水として用いることになるのでこれは当たり前のように思えてしまいますが、実は世界でも少数派なわけです。

では、カナダではどうなのでしょうか。カナダも日本と同じく、「水道をひねったときにでてくるお水」をそのまま飲むことができる、数少ない国の一つに分類されています。

 

カナダのお水の硬さとその清潔さについて考える

「水道水を飲める国」ではありますが、あなたがカナダに行った場合、少し気を付けてほしいことがあります。

それは、「安全であること」と「おなかを壊さずに飲めること」はイコールではない、という点です。

カナダの水は確かに安全で清潔ではありますが、その硬度は日本よりもはるかに高いと言えます。日本の水道水の硬度は55mg/L程度であり、「軟水(0~60mg/L)」に分類されます。しかしカナダの場合、バンフやトロントは180mg/L以上です。

大滝で知られるナイアガラの水は、バンフなどに比べれば軟水よりの性質を持っていると言えますが、それでも、その硬度は120~180mg/Lと、日本の3倍ほどの数字を記録しています。

このように「硬い水」というのは、ミネラル分を多く含んでいるため、お肉を煮込むことにとても向いています。また、ミネラルが一種の「うま味」となって舌を楽しませてくれることもあるでしょう。

ただ、人によってはこの「硬度が高い水」は避けるべきアイテムとなってしまいます。これくらい硬度が高いと、硬水になれていない日本人はおなかにダメージがいってしまい、おなかを壊してしまうこともあるのです。

 

カナダでもウォーターサーバーは人気

カナダは、「水の安全」に対して非常に気を配る国だとも言われています。そのため、ウォーターサーバーも人気を博しており、家庭への導入を図る人も珍しくはありません。「水道水が飲めること」だけでなく、「よりおいしく、より安全な水を追求する人がいる」と考えるべきなのかもしれません。

また、ちょっと面白いのが、カナダにおけるウォーターサーバーのとらえ方です。カナダではRO水や硬水ではなく、軟水の方が人気なのです。

これは日本とほぼ同じです。日本でも、RO水よりも天然水の方が広く知られています。そのうえ、水道水から軟水が出るということで、「軟水の文化」に慣れていることもあり、ウォーターサーバーの水においても、「軟水」が選ばれています。(日本の主要メーカーでは、現在硬水をあつかっているところはありません。以前は硬水を取り扱っていたウォーターサーバー会社もありましたが、現在は取引を中止しています。)

遠く離れた、カナダという国。そこの国の人たちが、私たちの愛する水と同傾向のものを求めている、というのは、なんとなく楽しくなる話ですね。

 

カナダの水を使ったウォーターサーバー用の製品が日本にも入ってきている

今までは「カナダのウォーターサーバー事情」について見てきましたが、カナダはそもそも水が美しい国だ、ということで、日本にもカナダの採水地でとられた水が入ってきています。

主要なところは、「カナダでとれた水そのものを日本に届ける」というかたちではなく、RO水(ろ過処理をして、ミネラルなどを取り除いたもの)というかたちで取り入れられています。例えば、「カナディアンスプリングスウォーター」などがそれです。

ミネラル分は「うま味」でもあると言われているため、RO水となったこれらの商品は、人によっては飲みにくさを感じるかもしれません。

しかし、大人に比べてミネラルの影響を受けやすく、おなかを壊してしまいやすい小さな乳幼児などには、このRO水は非常に向いています。良い・悪いという話ではないので、自分の好みにあわせて使い分けてください。

ちなみに、クリスタルクリアウォーターズの場合、カナダでとれた木を使って作られた、非常にスタイリッシュなウォーターサーバーも提供しています。手作りで作られているこれは、カナダの息遣いすらも感じさせられる美しいものです。「価格」の問題はありますが、このような点もあわせて考えたいですね。

 

おわりに

「メープルシロップの国」のイメージが強いカナダですが、そこで育まれている水は、非常に美しくおいしいものです。

水への関心が高いからかウォーターサーバーも流通していますが、日本にもカナダの採水地からとれた水が入ってきています。ちょっと面白い話ですよね。

 

 

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