あなたのお家は大丈夫?古い水道管に潜む危険性

あなたのお家は大丈夫?古い水道管に潜む危険性

国内の水道水は高い基準により検査されているから安全!と安心している方は要注意。あなたのお住まいのお家、水道管の状態は良好に保たれていますか?古びた水道管に危険が潜んでいる可能性があります。これを機に自分の安全を確保するために必要な、水道管の劣化がもたらす危険を知っておきましょう。

 

水道水は安全!だけど…

まず国内の水道水は高い基準によって安全性が保たれていることはご存じかと思います。水道水はなんと51項目にもわたって検査されているのです。世界的に見てこの51項目という基準がどれだけ厳しいのかは、「世界196カ国中、水道水を飲めるのはたったの15カ国」という実態が物語ります。水道水を飲める国はとても少ないのです。

こうした厳しい基準をクリアした日本の水道水は薬品で不純物を除去していたり、塩素で消毒を行うことで水質を保っていたり、さまざまな処理を行うことで各家庭の水道管を通り蛇口から流れてくるわけですが、その通り道が汚染されていたら、水質はどうなるでしょうか。より安全といえる水を飲むためには、安全な状態を保っている適切な水道管を装備しておく必要があるのです。

 

鉛が溶け出す?古い水道管に潜む危険とは

では古い水道管がもたらす危険とはどのようなものがあるのでしょうか。まず水道管は1980年代まで鉛製のものが使用されていました。

鉛は人体や環境に重大な影響をもたらす有害物質です。鉛を体内に吸収してしまうと9割以上が体内に残り、排出しきるまでに約5年はかかるといいます。鉛が体内に入る経路として、口と皮膚からの吸収が考えられ、蓄積力の強い鉛は体内に長く沈着し続けることで、疲労感や便秘、不眠や精神障害など、心身に健康被害をもたらすのです。

重度の場合は脳症を引き起こす恐れのある物質ともいわれています。そしていまだ膨大な量の水道管が、鉛製のまま使われているというのが現状です。

時間の経過とともに劣化していく鉛製の水道管から、どれだけの量の鉛が溶け出しているのかははっきりと分かりませんが、水道水が汚染されていることは否めない状態といえるのではないでしょうか。

現段階でも、厚生労働省と各水道局により、鉛製の水道管を交換していく取り組みが行われていますが、国内全国の水道管と考えると終わりを遠く感じてしまいます。

お住まいの地域の水道管が新しくなるのを待つのではなく、ウォーターサーバーを契約する、市販のミネラルウォーターを購入する、飲み水は水道水ではなく他のものに変えるなど、それぞれが生活で必要な水の安全性を確保する努力をしていくことで安心して暮らせる環境になっていくのではないでしょうか。

 

築年数40年以上のマンションや一軒家は注意!

危険が潜んでいるのは鉛製の水道管だけでなく、築年数40年以上のマンションや一軒家は特に注意が必要です。水道管は耐用年数が40年とされており、それ以上の年月を使用しているというケースも少なくありません。

耐久性・耐震性が落ちることで腐敗も進み、水道管が汚染される原因ともなります。築年数が40年以上の場合は、水道管も同様に年月が経過していると考えられるため、管理者の方に尋ねてみるなど、状態の確認をするといいでしょう。

食事や運動に気を遣っているのに飲用している水の質が悪いと、それだけで人体に悪影響です。美容や健康面で良好に保つのであれば、人体の半分以上を占める水分の質を高めるべく、水道管を含め水道水の水質を見直すことをおすすめします。

 

給水タンクを利用しているマンションに注意

給水タンクを利用しているマンションなどは、その状態にも注意が必要です。水道水の管理や検査は国が行いますが、給水タンクにおいては国から認可を受けた事業所が行うことになっています。

もちろん、人が飲んだり触れたりする水を管理する場所ですので、給水タンクの検査や清掃を怠ることはないことを祈りますが、水道水のように世界的に厳しい基準に基づいて管理されているわけではないため、しっかりと人の手が行き届いているのかも、可能であればチェックしておくといいでしょう。

マンションの管理人さんに点検の頻度や内容などを聞ければ、ある程度の安全性は確認できるのではないでしょうか。

 

まとめ

蛇口に浄水器を取り付けたり、水道水を煮沸消毒したりと、水道水を安全に飲むために行っていることは家庭によりさまざま。蛇口から出てきた水の質を重視するのはもちろんのこと、蛇口に到達するまでの過程も考慮しつつ、水道水について考えてみてください。

市販で購入した天然水はふたを開けてしまえば何日も保管することは不可能です。水道水や市販の水、それぞれにメリットがありデメリットがあります。安全な飲み水を確保するために、ウォーターサーバーを使用するなり、浄水器を設置するなり、それぞれのライフスタイルに合った汚染水対策を行っていきましょう。

 

 

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