天然水を使ったレシピ~お茶・コーヒー・紅茶編~

天然水を使ったレシピ~お茶・コーヒー・紅茶編~

お茶やコーヒー、紅茶は、誤解を恐れずにいえば「味がある水(お湯)」を飲んでいる、と言えるでしょう。どんなお茶やコーヒー、紅茶でも必ず水を使いますし、その水によって出したものを楽しむわけです。

このように言えば、お茶やコーヒー、紅茶にとって、いかに「水」が大事かというのがわかるでしょう。

ここでは、お茶やコーヒー、紅茶に合う水について見ていきましょう。

 

お茶にはやはり軟水が合う

私たち日本人にとってなじみ深い飲み物である「お茶」、特に緑茶は軟水とよくなじむと言われています。これは、緑茶の溶けだしやすい硬度が100以下であるからです。

日本で使われているウォーターサーバーも、水道から出てくる水も軟水ですから、これが日本に昔からある「お茶」と相性がよいのはうれしいことです。

ただ、「お茶の入れ方」をきちんと解説できる人はそう多くはありません。そこでここでは、本当においしい入れ方についてお話します。

 

1.お湯を湯飲みにいれる

驚かれる人もいるかもしれませんが、お茶を入れるときは、「お茶葉を入れた急須に直接お湯を注ぐ」というやり方はNG。こうしてしまうと渋みが出過ぎてしまいますし、香りも飛んでしまいます。まずは湯飲みにお湯を入れて、湯飲みを温めつつ適度にお湯を冷ましましょう。

 

2.急須にお茶葉を入れる

急須に適量のお茶葉を入れます。1人あたり2グラム程度が目安です。

 

3.急須に湯飲みのお湯を入れる

1で湯飲みを温めていたお湯を、急須に入れます。その後ふたをして、1分程度の時間を置きます。

 

4.回し入れる

急須から湯飲みにお茶を注ぐときは、必ず、Aの湯飲みに3分の1程度のお茶を注ぎ、Bの湯飲みに3分の1程度のお茶を注ぎ、Cの湯飲みに3分の1程度のお茶を注ぎ、Aの湯飲みに3分の2のラインまでお茶を注ぎ……とやっていきます。

Aの湯飲みにお茶を注ぎ切った後にBの湯飲みに移る、とやると、味が均等になりませんのでご注意を。

 

紅茶に向く天然水とは

紅茶も「水」が問われる飲み物です。

「紅茶はイギリスの文化だから、紅茶を入れる水も硬水の方が良さそうだ」と思う人もいるかもしれません。イギリスのロンドンのあたりは、非常に硬い水が主流であるため、こう考えるのはごく自然なことです。

しかし、実際に紅茶に向いている水は「軟水」なんだとか。

軟水にはカルシウムがあまり含まれていません。カルシウムは骨の強化に役立つミネラル分ではありますが、紅茶の味が出てくることを邪魔してしまいます。

そのため、軟水で入れるのがよいと言われています。また、日本の水道水は「世界でもっとも紅茶に適した水道水だ」と評する専門家もいるほど相性のよいものだそう。

紅茶の入れ方は、緑茶とまったく違います。

ここで、軟水を使った紅茶の入れ方を見ていきましょう。

 

1.カップとティーポットを温める

沸騰したお湯を注いで、茶器を温めます。

 

2.いったんお湯を捨て、茶葉を入れる

紅茶の場合は、一度ティーポットのお湯を捨ててしまいます。その後に茶葉を入れるのです。

 

3.沸騰したお湯をティーポットに注ぐ

これが緑茶とは違うところです。紅茶の場合、お湯は冷ましません。沸騰した直後のお湯を一気に注ぎます。そのときは低めの位置から注ぐことを忘れずに。

緑茶は「適温まで冷ましたお湯」を使いますが、紅茶ではあつあつのお湯を使います。

 

4.茶こしを除いて回し入れる

茶こしは先に外してしまいます。その後は回し入れていくのは緑茶と一緒です。

 

コーヒーの場合は水の区分が面白い

「軟水が合う」と言われる紅茶と緑茶ですが、コーヒーの場合は少し状況が違います。

コーヒーの場合は、「軟水には軟水の、硬水には硬水のおいしさがある」と言われています。

軟水を使うと酸味があり、逆に苦味が抑えられた味わいになります。

硬度が高くなるにつれて苦味が強くなり、酸味が弱くなります。このため、味わいが柔らかい豆を使う場合は軟水を使った方がよく、苦味が強く出る豆の場合は硬水の方が相性がよいと言われています。

同じコーヒー豆でも入れる水を換えると少し表情が変わるかもしれません。

ちなみにどちらの豆であっても、水道水でも十分においしく飲むことができます。

 

おわりに

「飲み物」を作る際に問われるのが、水の品質です。万能選手は水道水ですが、天然水を使うのならば硬度もみたいもの。

基本的には軟水をチョイスすると外れがありませんが、コーヒーのみ、硬水でもおいしく飲むことができます。苦味のあるコーヒーを求めている人は、硬水を買い求めて入れてみてもいいかもしれません。

私たちにとって身近で、毎日消費する「飲み物」。水にこだわって入れたいですね。

 

 

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